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革ケア

2015/12/04

レザーウェア春までNOトラブル 3つのポイント

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レザーウェアがしっくり来る季節になりました。
あなたのレザーウェア、トラブルを抱えやすい状態ではないですか?

革のジャケットやコート、そしてスカートなど。
つるっとしたスムース革は、洗練された印象が素敵ですね。

ただ、革の面積が広い分、トラブルの確率も高くなります。

昨日、急に雨が降ってきて・・
「水玉模様のようなムラができてしまったんです」

気付いたら、胸のあたりにシミが・・
「食べこぼしかもしれません」

また、冬は人間同様、革も空気の乾燥に悩まされます。

カラカラの冷たい風と、部屋の中の効きすぎた暖房。
あなたのお肌と同じように、レザーウェアが悲鳴を上げる頃・・・。

革の表面から栄養分が抜け、カサツキが感じられるタイミングです。


これは、革からの黄信号。
◇全体にカサカサして、ツヤのない風合いに見える
◇袖口や裾は、摺れて白っぽくなっている
◇なんだか、すごくシワになりやすくなったような・・

栄養分が抜けた革は、シワにもなりやすいのです。
そのシワには「汚れ」や「ホコリ」が溜まりやすい状態です。

その状態で、もし雨に降られたら?
食べ物や飲み物をこぼしてしまったら?

汚れやホコリが、革の中に”シュン”と染み込んでしまうのは、
簡単に想像できますね。

こんな状態になってからクリーニング屋さんに駆け込んでも・・

「あー、これは落ちませんね。」
「うーん、ちょっとうちでは難しいですねぇ」と、門前払い。

「えー、受けてもくれないの!?」と不満に思われたこと、
きっとおありでしょう。

実際、クリーニングの取次ぎ店舗で、一番やっかいだとされるのは
「レザーウェアの色落ち」、「質感悪化のクレーム」だそうです。

シミを落とすために、強いクリーニング剤を使えば色が落ちたり
かさかさしたり・・。
プロでもなかなか難しいんですよね。


じゃあ、一体どうしたらいいの? とお思いかもしれません。

そこは、発想の転換をしてみて下さい。
購入時の「しなやか」で「シミの無い」状態が続いていれば良いわけです。

でも、何も特別なケアは要りません。
いたってシンプル。

そのポイントとは・・

【POINT1】雨や汚れを内部に浸透させない「透明な魔法」

ズバリ、防水保護スプレーの活用です。

革の表面には、人間の皮膚と同じように小さな「穴」が無数にあります。
その穴にホコリや汚れが入り込むと、なかなか取れません。

これが革が白っぽくなってしまう原因。
穴から、水分や汚れが内部に侵入すると「シミ」になります。

その前に防水成分をしっかり浸透させましょう。
そうすることで、雨や汚れを、表層部分より中に近づけません。



【POINT2】冬の乾燥にも負けない「しっとりヴェール」

お肌と同じように、革にも保湿クリームを。

上質な栄養を適度に補ってあげることは、とても重要。
仕上げに、優しくからぶきしてあげると、驚くほど艶やかな表情に。

(注)ミンクオイルでのケアトラブルは毎年多いのでご注意を!
   動物性のオイルや有機溶剤がタップリだと、革の材質に
   よっては変色の心配があります。



【POINT3】怖がらずにひと手間かける「あなたの気持ち」

何かしたほうがいいと思うけど、シミにならないか心配・・。
ついつい忙しくて、後回しに・・。
何の革かわからないんだよね・・。

トラブルを抱えてからでは、取り返しのつかないことになるかも知れません。
高価なレザーウェアであれば、なおさらです。

少しの手間をかけることで、革はその思いやりにしっかり応えてくれますよ。

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