お手入れスタイル > お手入れレシピTOP > あきらめずに自分で何とかしたい!革のキズや色落ち
トラブル

2016/04/29

あきらめずに自分で何とかしたい!革のキズや色落ち

お手入れレシピTOP

革製品のトラブルの中で「キズ」「はがれ」「擦れ」は、経年変化のなかでつきものですね。

革のすり傷、はがれの対処法

スムースレザーの表面の素材(銀面)がはがれてしまったような場合には
栄養を与えてあげても、なかなかそれだけでは修復できません。
その程度によって対処法は違いますが、最近は補修するための優秀なアイテムが出てきていますので
ケースによっては自分でうまく補修できます。
ただ、女性の靴のヒール部分をひっかけてキズがついた場合などは、
残っている革をうまくのばして接着する必要がありますので、修理屋さんに出した方が良いかも知れませんね。

それでは、早速ご相談の多いケースの中で3つピックアップしてご案内します。
もし、自分の場合はどうしたらいいの?と判断に困られた場合には革ケアお問い合わせフォーム
またはメールに写真を添付して、ご遠慮なくお寄せ下さい。

 

■ケース1 大事に長く使いたいバッグの角が白っぽくなってしまった

革の修理屋さんに出すほどでもないんだけれど
できれば白くなった部分を自分で直したい とお考えなら・・
こんな風に自分でカラーリングしてみませんか?

ちなみにこのバッグはスタッフの母親がもう40年近く愛用している柔らかい斜めかけのバッグ。
上質な素材でできているので革の痛みはありませんが、さすがに角の部分の色落ちが気になります。

角の部分の色落ちが気になります

スタッフにとっても思い出の品ですし、お預かりしてお手入れしてみたら・・
 まだまだ現役で活躍できる姿にお色直しできました! 
使ったケアグッズは、サフィールというフランスのレザーケアブランドの
カラー補修クリーム

あのエルメスのケア用品をも手掛けるというフランスの高級革ケアブランド【サフィール】-SAPHIR-
色落ちした革の補修用
【カラー補修クリーム】がなんと驚きの47色展開。
今までほんのちょっとの色の違いで諦めていた色落ちにを今が補修のチャンスです。
色見本・ご用命はこちら>>

詳しい手順は・・・

1.最初に柔らかい布でからぶきし、表面のほこりなどの汚れを落とす
2.ソフトガミなど消しゴム状のケアグッズで汚れている部分を
  優しくこすってクリーニング。
3.サフィールカラー補修クリームの色を合わせる。
  (不要になった缶のふたなどに、今回はダークブラウンと
    ミディアムタバコブラウンをMIX)
4.綿棒に補修クリームをつけて色落ちのはげしい部分に少しずつのせていく。
5.布にクリームをなじませて、面積の広い部分(全体)に
  クリームを塗りこむ。
6.15分待つ。
7.乾拭きをして、完成。
   ツヤを出したい場合には1909シュプリームクリームデラックスも併用。
シュプリームクリーム

これで完了です。
バッグでもウェアでもサンダルでもソファーでも手順は同じ。
47色あっても黒などの原色以外の色にばっちり合わせるためには、
近いと思う色を混ぜ合わせて調整するのがコツです。

また、ソファーなど面積が広い場合には、
同じサフィールのユニバーサルレザーローションを混ぜて使うと、
より伸びが良くなり便利です。

サフィール  ユニバーサルレザーローション

サフィール ユニバーサルレザーローション

栄養効果も高いローションなので、同時に革に栄養を補給することもできます。
もちろん色補修が終わったら・・・スムースレザーブーツや、靴、バッグ、ウェアなどの
デイリークリーニングと栄養補給ができます。

ユニバーサルレザーローションを使って上手に色補修するコツ

サフィールカラー補修クリームの使用例はこちらでもご紹介しています。

サフィールカラー補修クリームの使用例

 

 

■ケース2 これはひどい!合成皮革のブーツのつま先のキズ(はがれ)

子供用の合成皮革のブーツ。
走り回って、どこでどうなったのか、つま先ははげてひどい状態に。
気に入っているようなので何とかして、もうすこし履けるといいのですが・・。

つま先ははげてひどい状態に

このように”はがれ”が目立つ場合や、”キズ”が深い場合には、
色を補おうとしても凸凹が目立ちます。
この場合もカラー補修クリームが有効ですが、ある程度厚く塗って、
表面を滑らかにしてあげる必要があり、ちょっとコツが必要です。
うまくいけばこんな靴のキズも、綺麗にできるんですよ。

うまくいけばこんな靴のキズも、綺麗にできるんですよ

お色選びは黒や白などオーソドックスな色を入れておくと他にいろいろ使えて便利ですよ。
詳しい案内とご用命はこちらから>>

■ケース3 バッグのベルトのはがれ 角の色補修

革のバッグや靴を使っていると、よく使う部分の接着がはがれて困ることはありませんか?
このショルダーバッグの場合、よく持つ部分のベルトが剥がれてきてみっともない状態になっていました。
真ん中で縫ってあるので使用には問題ないのですが、ラッキーカラーで気に入っているバッグだけに何とかしたい!

よく使う部分の接着がはがれて困ることはありませんか?

まずベルトの部分は靴だけじゃなくバッグにも使える革用の接着剤でしっかり修理。

専用のブラシで両側に接着剤を塗り、ベタベタしなくなるまで待ってから密着します。

角の色落ちも気になるのでサフィールのカラー補修クリームの「チェリー」で
しっかり補修。
接着材でくっつけたベルト部分にも上からこのクリームを塗ってカバーしておきました。
このタイプの素材には、ほんとうに色がのりやすく良い仕上がりになります。

布やゴムにも使えて便利な「本格皮革用接着剤」の詳細とご用命はこちらからどうぞ。

本格革用接着剤

本格革用接着剤

関連記事