2016/05/20
ルイ・ヴィトン ゴート(山羊革)を使ったスハリラインのバッグのお手入れのコツは?|お手入れスタイル

高級感漂う、スハリラインのバッグのお手入れのコツは・・・
メインの素材はゴート(山羊革)です。
バッグで山羊の革を使ったものは珍しいですので
お手入れにお困りになる方も多いでしょうね。
ただ、このスハリの素材自体は丈夫な革ですので
お手入れにはそんなに気を使われることもないでしょう。
■はじめ&日常の防水・保護ケア
バッグのお手入れ用のプレミアムプロテクトを使います。
缶を良く振って、地面に垂直に持ち、
30cmほど離してまんべんなくスプレーしてください。
そして、2、3分浸透するのを待ってから、
必ずケアクロスなどの布でからぶきをして下さい。
余分な成分が表面に残るとベタつきの原因となります。
同時に象徴的に多用されている鋲などの金具部分についたスプレーも
ふき取っておかれることをおすすめします。
からぶきをしていただければ「ベタつき」が残るということは
あまり考えられません。
新しいうちはこのプレミアムプロテクトでのお手入れだけでも
十分です。
■その後のお手入れ
半年以上たって、表面をクリーニングされたい場合には
「レザーソープ」がおすすめです。
山羊革は、他の革に比べると多少毛穴が大きめです。
クリームなど乳化状のケアグッズを多用されると、穴に成分が
溜まってしまう可能性があります。
ですから、ディアマントなどではなく、
ムース状のレザーソープがいいでしょう。
ピンポン大ほど布になじませて拭いてあげると
革を引き締めるような感じでクリーニングと保革ができます。
このレザーソープはエピやグラセ、型押し革にもおすすめです。
もちろん、部分汚れにはソフトガミをご利用いただけます。
【今回のお手入れで使用したアイテムはこちら】
コロニル 1909シュプリームプロテクトスプレー 革の表面に膜をはらずに、しっかりと水や汚れを避けるフッ素系防水スプレーに 最高級の栄養成分をバランスよく配合した、新定番スプレーです。 新しい革にしっかりと数回浸透させて、革自体を汚れや水に強くします。 このひと手間で、革をトラブルから守りその後のデイリーケアが簡単になります。 スエードやヌバック素材にも使えるため、素材組合せ(コンビ)のアイテムの お手入れにも便利です。 コロニル 1909シュプリームプロテクトスプレー

ケアクロス(テレンプ)
大判のネル地お手入れクロス。
クリームをつけてのお手入れにも、仕上げ磨きにも使える必須アイテムです。
ケアにストッキングなんてキャー辞めてください。強い摩擦ですごい熱が発生、革が可哀想です!
ケアグッズをなじませてクリーニング保革をするのにも、仕上げからぶきにも大活躍。
大判なので重宝します。
ケアクロス(テレンプ)

コロニル【レザーソープ】
高級な天然のワックスで革に栄養を与え、柔らかくしなやかに。きめ細かい泡状のフォームスプレーで、スムースレザー・デリケートレザー・合成皮革をクリーニングして保護すると同時に革に栄養を与えます。また、色の鮮明さを復活させる効果もあります。サイズ:200ml入り。直径約4.5cm、高さ約22cm。使用素材・対象:表革(銀面)用(靴・ハンドバック・皮革小物類)
【お手入れ方法】
布でホコリを落とした後、容器をよく振ってから、柔らかい布に泡を散布(約2秒)し、塗布面に控えめに、均一に塗ってください。完全に革が乾いてから綺麗な柔らかい布で仕上げ拭きをしてください。
コロニル【レザーソープ】サドルソープをムース状にした革クリーナー
このページでご案内した内容で是非少しでも早くケアしてあげて下さい。
また、素材が特殊な場合や、どのケアグッズを使ったらいいのか
判断が難しい場合などはご遠慮なくお問い合わせください。