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革ケア

2016/05/24

梅雨前にしておきたい革製品のカビ対策

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湿気に弱い革製品にとって、梅雨どきや秋の長雨はまさに受難の季節・・。
海外製の革製品など日本に来たことをさぞうらめしく(?)思っていることでしょう。

ここでは、雨が降り続く前、もしくは梅雨中にできるトラブル撃退レシピをご紹介します。

梅雨時の高温多湿の環境はカビ菌たちにとっては格好の環境。
履いた後に、何もお手入れせずにこのムシムシ地獄に置いておくのは、
ずばり「カビ生え実験」のようなもの。
一つカビが生えてしまうと、ドミノ式に周りのものにも繁殖することがあります。

ポイントは3つ。

1.一回でも箱や保管場所から出して風をあててあげること

2.状態をチェックして、ささっとケアしてあげること

3.良い環境で保管しなおしてあげること

では、3つのポイントを詳しく見ていきましょう。

 

1.箱や保管場所から出して風をあててあげる
保管

本格的に梅雨に入ってしまっては、
なかなか大事な靴やバッグたちに爽やかな休憩をさせてあげられませんね。
すがすがしい風が吹くいいお天気の日にこそ、さあスタート。

まずは玄関先や窓際など風が良く通り、
直射日光がガンガンあたらないところに、新聞などの紙を広げて・・

あとは、クローゼットや押入れにしまってある靴やバッグを出してきて並べましょう。
衣類はカバーを外してハンガーを風通しの良い場所にかけます。

最近登場の機会が無かったもの、奥のほうに置いてあるものを中心に換気をさせてあげましょう。


ブーツはブーツキーパーが入っていることと思いますので
フックを玄関先などにひっかけて新鮮な空気に触れさせてあげます。


並んだら、そのまま数時間以上、できれば半日ほどは風を通させてあげたいですね。
と同時に、ケアせずにしまったままになっていたものがあれば、忘れずにお手入れしてあげましょう。

 

2.状態をチェックして、ささっとケアしてあげる
靴 手入れ

汚れていないように見えても、一度でも履いたなら、お手入れしてあげるのが賢明です。
目立たない汚れでも、充分にカビ菌たちのエサになりますから・・。


既にカビが!という場合には・・

まずあせらずに一呼吸。

表面上のカビは乾いた布で拭き取りましょう。
馬毛ブラシではたくのでもいいですね。
馬毛ブラシ

起毛革でしたらケア用の生ゴムブラシを使いましょう。
生ゴム ブラシ


これではまだ十分ではありません。


表面には見えなくてもカビの菌は内部に入り込んでいる可能性があるからです。
少しでも残っていれば、またそこからカビが生えてくるのは間違い無し。


「同じところばかりカビが・・」というのはそのせいです。
ここはしっかりクリーニング剤でカビのもとを除去しましょう。


表革なら靴でもバッグでも衣服でも
「ライニガースプレー」でお手入れします。
ライニガースプレー

 

起毛革なら「ドレスインプレグニーラー」
(舌をかみそうですが・・頼りになります)を使って取り除きます。
ドレスインプレグニーラー

どちらも直接革につけるのではなく布に取ってから、その布でお手入れしてあげて下さい。

染料の加減によってはそのまま付けると色落ちする心配もあります。

カビの状態や革の種類・色によってお手入れの方法は微妙に違ってくるので
詳しくはご相談いただいた方がいいですね。


ただし、ライニガースプレーには保革・防水の効果が無いので、
使用後はウォーターストップスプレー
ウォーターストップスプレー

ウォーターストップチューブ
ウォーターストップチューブ

1909シュプリームクリーム
シュプリームクリーム
などで栄養を与えるケアが必要です。

ガンコなカビの跡が残ってしまう場合などもご相談下さい。


その後陰干しをして、今度は手前の目の届きやすい場所に保管して、
たまに再発していないか確かめられる事をおすすめします。


カビは大丈夫!でも・・

うっかりケアされてなければ、今からでも遅くないです!
今のうちにクリーニングと保革をしておけばカビを防ぐ事ができます。


毛がしなやかなブラシで、ほこりを落とすブラッシングをしながら
気になるシミや汚れを探してみましょう。
ブラッシング

保管前のお手入れも、革の種類別で違ってきます。


・起毛革なら「ドレスインプレグニーラー」+「ブラッシング」
ドレスインプレグニーラー

・表革の靴なら「ウォーターストップチューブ」
ウォーターストップチューブ

・表革のバッグや衣服なら1909レザーローションが便利です。
レザーローション

・布部分が多いバッグなら「ソフトクリーナー」が活躍しますね。
ソフトクリーナー

ケアをして安心して元に戻しましょう。


そして、これからも履く・使うものは、
雨ジミを防いだり、革の内への水分の進入を防ぐためにも、
革自体の防水性を高める「しっかり防水」が何より重要です。
すでにフッソ系スプレー ウォーターストップスプレーでの「しっかり防水済み」の靴ならば
いつもどおりウォーターストップチューブを塗っておきます。
ウォーターストップチューブは、クリームには珍しくフッ素配合の浸透するタイプで
防水効果も高いので安心です。
ウォーターストップチューブ


そして、さらにハッピーバリューコムでは
「除菌・抗菌」効果のある「森から・・」
シューとスプレーしておかれることをおすすめします。
森から

100%天然成分ですから、革にも安心して使えます。
脱臭効果もありますので、こもったニオイもすっきりします。
ちなみに、この「森から・・」除菌効果が認められて、O157対策として
外食産業や給食センターでまな板や生ものにかけて使われているツワモノです。
これで、にっくきカビも、撃退!
(もちろん、スプレーしたら30分ほど置いて、乾燥してからしまってくださいね)

3.良い環境で保管しなおしてあげる
収納

靴やバッグを再度保管する際に、保管環境も一緒に見直してみましょう。

衣類をカバー無しでそのまま、もしくはクリーニング戻りのビニールカバーに入れて
保管されていませんか?

冬物はまだ、半年ほど出番が無いわけですから、その間にほこりが貯まると、
それもカビの原因になります。
ビニールカバーの中は、湿気がこもりやすいことは、もうご存知ですね。

ハッピーバリューコムでは、不織布製で見た目も使い勝手も良い衣装カバーをご提案中です。
このカバーには限りませんが、風通しの良い衣装カバーで是非保管してあげて下さい。
衣装カバー


そしてバッグも、通気性の良い素材にくるんで保管しましょう。

バッグ購入時についてくる袋がネル生地のように厚みがある場合には、長期の保管には適しません。

かといって、紙にくるんでの保管は×です。
特にエナメルやガラス加工の革は湿気でべたべたしやすいので、
専用のスプレー(ラックスプレー)でケアするのはもちろん、
あまり奥にしまいこまず、こまめにチェックを。

バッグの保管についての詳しい情報はこちら

特に、バッグを通気性良く、使い勝手良く保管する「バッグラック」が大人気です。
バックラック

 

それから窓辺に衣装掛けがある場合は、夏場の片面日焼けにも気をつけてください。
靴箱の中でブーツが途中で折れ曲がったままだと必ずといっていいほど折りジワになりますので
今からでもブーツキーパーで保管してあげましょう。
また、今までにカビが生えたことがあるような場合は
除湿剤などもうまく活用されることをおすすめします。


そして最後の仕上げは・・「防虫」
特に冬物は虫が食いやすいのが悩みの種。
虫たちもこれからの時期が然元気になって活動し始めます。
保管中のバッグの中に、引き出しに、クローゼットに、防虫剤は入っていますか?
できれば、人の体に優しいものをお選び下さいね。
シダー防虫

今度、再会したときに
「きゃー」っと驚いて後悔しなくてすむように

どうぞ梅雨時のひと手間、お忘れなく。

 

このページでご案内した内容で是非少しでも早くケアしてあげて下さい。


また、素材が特殊な場合や、どのケアグッズを使ったらいいのか

判断が難しい場合などはご遠慮なくお問い合わせください。

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