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2016/08/02

「スエード靴のクリーニング」お手入れレポート byお手入れビギナー西村

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皆さん こんにちは!
お手入れビギナーの西村と申します!
靴 お手入れ

私西村は、このサイト「お手入れレシピ」のWEBページの作成のお手伝いや
革のお手入れ用品のオンラインショップ「ハッピーバリューコム」の
ページ作成のお手伝いをしているスタッフの一人です!
手がふわふわで評判の者ですが、握り込めばちゃんとゴツくなります!
病院に行くと看護士さんに「針刺しやすい血管ですね〜」と言われることで評判の者です!



さて、このコーナーは、
靴のお手入れに関してはビギナーな私西村が、
お手入れ歴16年の大ベテラン
ハッピーバリューコム」の店長"よしみき"さんに
ケア方法を教わりながら
私物の靴のお手入れをしていくというコーナーでございます。

 

本日のお題はこちら!

靴 お手入れ
 

スエードのショートブーツです。

「スエード」とは、主に子羊や子牛の革の裏側を毛羽立てて起毛処理した革のことで
「スウェーデン」が語源と言われています。

ちなみに、ベロアやヌバックなどもスエードと同じ起毛革の仲間で、
これから紹介するケア方法で同じようにお手入れすることができます。


靴 お手入れ靴 お手入れ

4年ほど前に買ってからお手入れは全くしていませんでした。
スエードは毛羽立っているので、どうしても汚れが入り込みやすくなってしまいますよね。
この靴も全体的にホコリっぽく、つま先が黒くなっています。

もちろん水では洗えないし、クリームを塗ってもベタベタしてしまいそうだし・・・
前回は「スタンダードな紳士革靴のクリーニング」を行いましたので、
今回はちょっと変化球なお手入れをしてみることにします。

それではレッツお手入れしていきましょう!

 

1.ブラシをかけて全体の汚れを落とす

馬毛ブラシ
まずは、馬毛のブラシでブラッシングして
大まかなホコリや汚れを落としていきます。
革靴でもスエードの靴でもこれは共通ですね!

靴 お手入れ
靴ひもの間もキレイにしたいので、ひもを取ってしまいましょう。 

 

2.生ゴムブラシでブラッシングする

生ゴムブラシ

さて、続いては「生ゴムブラシ」でブラッシングしていきます。
起毛革用の独特なお手入れ道具ですよね!
日常生活ではまずお目にかかりません。
(上記の商品は廃盤になりましたので「SAPHIR(サフィール)クレープブラシ」をおすすめいたします)

靴 お手入れ
このブラシを使って根気強く、
いろんな方向から何度も何度もブラッシングしてゆきます。


靴 お手入れ
まだまだまだまだブラッシングしていきます。
生ゴムブラッシングの基本は、「四方八方行き返り」
いろんな方向から、力を入れすぎずなんどもブラシをかける事で、
スエードの汚れはほとんど取れてしまうそうです。

靴 お手入れ
ぜーはー 若干腕が疲れます。
これだけでだいぶほこりっぽさが抜けた気がします!


生ゴムブラシ

さて、生ゴムブラシは靴をお手入れしていくと当然汚れてきます。
「水で洗っていいの?捨てるしかないの?」
という疑問が生まれてきますが、簡単に解決する方法があるのです!

生ゴムブラシ
ハサミを用意して・・・

生ゴムブラシ
なんと、先っぽの汚れたゴム部分を切ってしまうのです!
ジョキンとね!

生ゴムブラシ
ほら!多少短くなりましたがこんなにキレイになりました!
ブラシの汚れが気になったら試してみてください!

(上記の商品は廃盤になりましたので「SAPHIR(サフィール)クレープブラシ」をおすすめいたします) 

3.しつこい汚れを取る

ドレスインプレグニーラー
さて、続いては、こびりついたしつこい汚れを取ります。
使うのは、コロニルの「ドレスインプレグニーラー」です。
スエードやベロアなどの起毛革専用の汚れ落としスプレーです。
汚れを落とすと同時に革に栄養を与える効果もあります。

新品のスエードの靴には、履く前にドレスインプレグニーラーを
かけておくことで汚れにくくなる。という使い方もあるそうです。

靴 お手入れ

汚れが気になる箇所に重点的にスプレーしてあげます。
(※必ず屋外や換気のよい場所でスプレーしましょう!)

 

靴 お手入れ
スプレーが乾かないうちに、汚れが気になる所を
またまた生ゴムブラシでブラッシングしていきます。


靴 お手入れ
むはーー!! 四方八方行き返り!!
(※力は入れすぎないようにいろんな方向にブラッシングしましょう)

靴 お手入れ
ぜーはー 生ゴムブラッシングには若干のフィットネス効果がありますね!
屋外に置いて乾かしておきます。


ソフトガミ

ついでに、消しゴム状の汚れ落とし「ソフトガミ」
ソールの部分の汚れをこすって落としてみます。

靴 お手入れ
ちょっとこすっただけでこんなにキレイになりました!

  

4.防水スプレーをかける

靴 お手入れ
それでは仕上げに防水スプレーをかけていきます!
水に強くなるだけでなく、汚れにも強くなります!
使うのはフッ素系の、とても質の良い防水スプレー
コロニルの「ナノプロスプレー」です。
私のようなアマがつかってもナノプロです!

靴 お手入れ
ちょっと離れたところからまんべんなくかけてあげます。
(※吸い込むと有害なので必ず屋外でスプレーしましょう!)

靴 お手入れ
防水スプレーが乾くのを待ちます。

靴 お手入れ
最後に、生ゴムブラシの側面についている
細いナイロン毛の部分で、毛並みを整えてあげます。

靴 お手入れ
こんな風に毛の流れに沿って、さわ〜〜っとね。

 

ペットの毛をブラッシングするようにさわ〜〜として行って・・・完成です!

靴 お手入れ


靴 お手入れ靴 お手入れ 
靴 お手入れ靴 お手入れ

靴 お手入れ靴 お手入れ
靴 お手入れ靴 お手入れ

いかがでしたか?
全体的なホコリっぽさが抜けて、本来のベージュ色が戻ってきた気がします!

まとめると、

まず全体を馬毛ブラッシング

全体を生ゴムブラッシングで汚れを落とす

ドレスインプレグニーラーをかけてしつこい汚れを落とす

また生ゴムブラッシングする

最後に、ナノプレスプレーで防水する。
という手順でした!


「私の靴もお手入れしてほしい」なんて要望もお待ちしてますよ!
それではまた次回のお手入れレポートでお会いしましょう〜

「お手入れレポート byお手入れビギナー西村」 の記事一覧はこちらから

 

【今回のお手入れで使用したアイテムはこちら】

ルボウ馬毛ブラシ

【Le Beau 馬毛ブラシ(ブラウン)】

この馬毛ブラシの特徴は何と言っても、毛の柔らかさにあります。これならば、爬虫類やエナメル、デリケートなスエードなどのブラッシングも安心ですしバッグや衣類のブラッシングにも使えそうな質感です。また、毛を固定する一つの穴(木台)にできるだけ多く毛を密集させることで、抜けづらく工夫してあります。

【Le Beau 馬毛ブラシ(ブラウン)】

 

ペダック クレープブラシ(スエードブラシ)

ペダック クレープブラシ(スエードブラシ)

その名のとおりスエードやヌバック用のお手入れブラシ。天然生ゴムのブラシと、サイドのナイロンブラシがコンビになっています。生ゴムブラシで汚れを落とし、ナイロンブラシで毛並みを整えられます。歯ブラシタイプなので、靴やバッグなどの細かい部分もお手入れしやすいのが○。大ぶりなバッグやブーツ、ウェアの場合には生ゴムの範囲が広いサフィールクレープブラシがおすすめ。

ペダック クレープブラシ(スエードブラシ)

 (上記の商品は廃盤になりましたので「SAPHIR(サフィール)クレープブラシ」をおすすめいたします)

 

【 ドレスインプレグニーラー】 コロニル

【 ドレスインプレグニーラー】 コロニル

起毛製品(衣服・ハンドバッグ)用クリーナー。
起毛革を湿気から保護、汚れを分解してくれるスプレーで、革に浸透し汚れを分解、同時に栄養を与えてくれます。
新品のスエード製品の衣服・ハンドバッグの使用前に、まず本品をまんべんなく吹き付けてください。
これにより後に汚れが付着した場合でも、本品で簡単に落とす事が可能になります。

サイズ:200ml入り 直径約4.5cm、高さ約22cm

使用対象素材

スエードやヌバック、ベロアなど起毛革、デリケートなラム革などのスムースレザーにも。

主な使用目的

クリーニング・栄養補給・新しい起毛革の防水、静電気予防も

使えない素材

バイソン・クロコなどの爬虫類革、エナメル・ガラス仕上げ 

 

  

SOFT GUM ソフトガミ

SOFT GUM ソフトガミ

部分汚れをこすって落とすゴム状ケアアイテム。 優しくこすると角の黒ずみや持ち手の手垢、ついたばかりの汚れが面白いほど取れます。 ヌメ革などのデリケート革でも安心の革ケア必需品。

製造 ドイツ ザルゼンブロッド社 Made in Germany 商品名 コロニル ソフトガミ

SOFT GUM ソフトガミ

 

ナノプロスプレー

ナノプロスプレー

ナノ粒子化されたフッ化炭素樹脂の成分が素材内部に浸透し、汚れを付きにくくし、防水性を持続させます。最近買ったアイテムの汚れ防止に、来る梅雨対策に1本は今すぐカゴに入れていただくことをおすすめします。

ナノプロスプレー

 

このページでご案内した内容で是非少しでも早くケアしてあげて下さい。


「私の靴も西村にお手入れしてほしい!」
「こんな靴はどうお手入れすればいいの?」
など、読者の方の質問にもお答えするブログ記事も書きたいと思っています!
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