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2017/03/23

「シューケアアドバイザー講習会レポートその1 キズ補修編」byお手入れビギナー西村 withよしだ店長

お手入れレシピTOP

 

皆さん こんにちは!
お手入れビギナーの西村と申します!
革靴 お手入れ

と、店長のよしだです!

革靴 お手入れ

 

今回は、
靴のお手入れに関してはビギナーなWEBスタッフの私西村が、
靴のお手入れ歴16年の大ベテラン
ハッピーバリューコム」の店長"よしだ"さんと一緒に参加して来た
シューケアアドバイザー講習会」の様子をレポートします!

 

シューケアアドバイザー講習会とは?

シューケアアドバイザー講習会とは、

お客様のシューケアに関するお悩みや疑問を、
豊富な知識と確かな技術に基づき、
最高級ケア用品 「サフィール」を使用したお手入れによって、
解決に導く専門スタッフを養成するための講習会です。 

これはお手入れビギナー脱却にはうってつけの講習会です!

当店でも取り扱いのある高級靴ケア用品ブランド「サフィール」はフランスのブランドですが、そのサフィールの日本総販売代理店である「ルボウ」が主催している講習会です。
▶︎ 当店のサフィール製品一覧はこちらから
▶︎ 当店のサフィールノワール製品一覧はこちらから
▶︎ 当店のルボウ製品一覧はこちらから


今回は、
・革靴のキズ補修
・革靴のハイシャイン(鏡面磨き)
主に2つのお手入れ方法を学びます。

 

▶︎ 講習会レポートその2 ハイシャイン編はこちらから

 

ツムツム 渋谷

講習会場は渋谷です。
渋谷駅構内に広告が貼ってあって思わずツムツムしたくなりますが、
講習会に間に合わなくなるので我慢我慢。

 

油そば 春日亭

渋谷駅周辺は誘惑がいっぱいです。
思わず油そばを食べたくなりますが、
講習会に間に合わなくなるので我慢我慢。

 

革靴 お手入れ 講習会
講習会場に到着しましたがなぜか誰もいません。
どうやら私が開始時間を間違えてはるか前に着いてしまったようです。
油そば食べればよかった!

 

革靴 お手入れ 講習会
空き時間ができたからと言ってすぐにツムツムに時間を費やしては、お手入れビギナーの名折れです。
という事でみなさんに本日用意されているお手入れ道具をご紹介いたします。

 

革靴 お手入れ シューキーパー
シューキーパー
これを靴の中に入れることにより、
靴のシワを伸ばした状態でお手入れすることができます。

▶︎ 当店のシューキーパー一覧はこちらから

 

革靴 お手入れ ブラシ
お手入れ用ブラシ
左が馬毛のブラシ、右が豚毛のブラシです。
馬毛は柔らかいので、クリームを塗ったあとの仕上げなどに使います。
豚毛はコシが強いので、クリームをガシガシと塗り込む用途に使います。

▶︎ ルボウのブラシ一覧はこちらから

 

サフィール ローション

保湿ローション
サフィールノワール レザーバームローション

革靴の軽い汚れを落としたり、栄養補給をしたりなど、基本のお手入れに使う高級ローションです。

当店で取り扱いのあるスタンダードな保湿ローション「サフィール ユニバーサルローション」をさらにハイクオリティにしたローションですね。

革靴 お手入れ サフィール クレム 1925
靴用保革クリーム
サフィールノワール クレム1925

上質な靴用油性クリームです。
保湿ローションで靴を拭いた後に塗ると素晴らしい光沢が出ます。
全13色ありますので、抜けた靴の色を補う事もできます。



革靴 お手入れ サフィール アプライブラシ
アプライブラシ
先ほどの保革クリームを靴に塗るための小さなブラシです。
当店では「サフィールノワール クレム1925 シューケアセット」の中に含まれている品です。

形は異なりますが、別のサフィールのクリーム塗布用アプライブラシは単品で販売しております。
▶︎ サフィールアプライブラシはこちらから


普段のお手入れでしたら、
レザーバームローションで汚れを落とし、
クレム1925で靴を磨けば完成です。
しかし今日はさらに・・・・



革靴 お手入れ サフィールノワール

ハイシャイン用靴ワックス
サフィールノワール ビーズワックスポリッシュ
革靴をさらにピカピカに磨き上げるハイシャイン(鏡面磨き)を行うための靴ワックスを使います。

当店では「ハイシャインプレミアムセット」の中に含まれています。

 

革靴 お手入れ ハイシャインポリッシュクロス
ハイシャイン専用の靴磨き布
ハイシャインポリッシュクロス
こちらのクロスを使って靴磨きを行います。
指に巻きつけやすいように細長い形になっています。

 

 ハイシャイン クロス 革靴 お手入れ
ハイシャイングローブ
こちらはハイシャインの仕上げに、さらに輝きを出すためのクロスです。
使いやすいように中に手を入れられるグローブ状になってます。

当店では「スレイプニル ハイシャイングローブ」の取り扱いがあります。

 

革靴 お手入れ ハンドラップ
ハンドラップ(水入れ)
靴のお手入れをする際には、水を少量使いたい場面がたくさんあります。
そのため上部を押せば水が少量でてくる「ハンドラップ」という入れ物があると非常に便利です。
こちらは講師の方の手作り(!)のため市販はされてません。
おしゃれなのに残念!

当店では「ハイシャインプレミアムセット」の中にハンドラップが含まれています。

 

革靴 お手入れ お茶
静岡県産茶葉使用 お茶
靴磨きの仕上げに水の代わりにお茶を数滴垂らして磨くと、
ワックス成分とお茶のカテキンが反応してさらに光沢が・・・
という事ではなく、人間のための水分補給用です。

当店では「静岡県産茶葉使用 お茶」の取り扱いは・・・残念ながらありません。

 

革靴 お手入れ 講習会
以上のお手入れ道具に私物の革靴を加えたものが本日使う道具です。

  

1時限目 座学

靴 お手入れ ハイシャイン

よしだ店長や他の参加者の方々も続々到着し、講習会が始まりました。
参加者は14名ほどです。

まずは、「なぜシューケアを行うのか」という座学からです。
要約すると、正しいシューケアを行う事により革靴はとても長持ちさせる事ができるからです。
講師の方が履いている革靴はなんと1950〜60年代に作られた製品と言いますから驚きです。

 

2時限目 キズ補修 実演

 革靴 お手入れ
靴のキズ補修を実演していただきます。
まずは汚れ落とし「レノマットリムーバー」をクロスにとって、靴の汚れを落とします。
レノマットリムーバーは強力な汚れ落としなので、軽く拭くのがポイントです。
レノマっとリムーバー

 

革靴 お手入れ キズ補修 
続いて、キズ部分のデコボコを平らにしていきます。
ここで使うのはなんと紙ヤスリ!
120、400、1000、2000番という4種類の番手(ヤスリの粗さを表す数値)のヤスリを使います。
120番という粗い番手から始めて、徐々に細かいヤスリに変えていき、
最後は2000番という細かい番手で仕上げをします。

革靴 お手入れ
時々、指先に1滴水をつけて・・・

 

革靴 お手入れ

ヤスリで削った部分を軽くこすります。
するとポロポロと削りカスが落ちてきます。

 

革靴 お手入れ
ヤスリで削った直後の様子がこちらです。
キズのデコボコがなくなりツルツルになっています。
しかし当然ながら色がハゲてしまっています。
そのためカラー補修を行います。

 

革靴 お手入れ
カラー補修に使うのは、ハッピーバリューコムでも大人気のサフィール カラー補修クリームです。
全47色ありますので様々な革の色に対応できますが、革靴にぴったりと合う色がない場合は、このように手の甲の上で、絵の具のように数色のクリームを混ぜて色を作ります。
カラー補修クリーム

 

革靴 お手入れ カラー補修
ときおり革靴の色と、混ぜ合わせた補修クリームの色を見比べる先生。
この仕草が職人らしくてついつい真似したくなります。
今回は、「ダークブラウン」と「ブラウン」さらに黄色系の色を少しだけ混ぜて色を作りました。
鮮やかな色を出したい時は「黄色系」を混ぜるのがコツとの事です。

 

革靴 お手入れ
指先に水を1滴つけて・・・

革靴 お手入れ
補修クリームと混ぜます。少量の水とクリームを混ぜると伸びがよくなります。


革靴 お手入れ
そして、指で補修箇所にクリームを塗っていきます。
周りの色と馴染むように薄く塗り広げます。
補修クリームがしっかり定着するまで一晩ほど置いて完成です。
その後はいつもの革のお手入れとして保革クリームなどを塗って磨けばOKです。
 

 

3時限目 キズ補修 実践

革靴 お手入れ
さて、それでは先生のお手本を元に自分の靴でキズ補修を実践してみます。
喉が乾いていたのかすでにお茶がすっからかんです。

 

革靴 お手入れ
当ブログでは毎度おなじみの黒い革靴です。
つま先に目立つキズがついているのでキズ補修にはうってつけです!

 

革靴 お手入れ
まずはシューキーパーを入れてシワを伸ばした状態にします。

 

革靴 お手入れ

大まかな汚れを取るためブラシをかけてあげます。
使ったのは柔らかめの馬毛ブラシです。

 

革靴 お手入れ
本日、汚れ落としに使うのは、会場に用意されていた「サフィールノワール レザーバームローション」です。
目立つ汚れがある場合は、強力な汚れ落とし「レノマットリムーバー」を使いますが、普段からお手入れしている靴なら「レザーバームローション」や、「ユニバーサルローション」で十分です。

 

革靴 お手入れ
お手入れクロスにローションをとって、靴全体を拭いていきます。

 

革靴 お手入れ
よしだ店長も頑張っております!

 

革靴 お手入れ
キズ部分を平らに削る紙ヤスリです。
ホームセンターなどで売っています。
番手は荒い方から120番、400番、1000番、2000番です。

革靴 お手入れ
最初は120番の荒いヤスリで削り、徐々に細かい番手に変えて、キズ部分を削って行きます。

 

革靴 お手入れ
時々、水を1滴指先につけて・・・

 

革靴 お手入れ
軽くこすると、削りカスがポロポロと取れます。

 

革靴 お手入れ
どうでしょうか!
ちょっとブツブツしてますが、凹んでいたキズ部分がだいぶ平らになりました!

 

革靴 お手入れ
キズが平らになったら「カラー補修クリーム」の出番です。
私の靴は黒いので、色は「ブラック」を使います。

革靴 お手入れ
手の甲に補修クリームと水を数滴混ぜて伸ばします。

 

革靴 お手入れ
補修クリームを指で直接キズに伸ばして・・・

 

革靴 お手入れ
できました!
スポンジのような細かいブツブツも補修クリームが埋めてくれました。
この状態で補修クリームが乾いて定着するまで一晩待ちます。

革靴 お手入れ
キズ補修としてはこれで終了ですので、一晩経った後に
サフィールノワール クレム1925」などの保革クリームを塗って光沢を出すとよいでしょう。

まさか、靴の補修に紙ヤスリを使うとは!軽いカルチャーショックでした。

 

まとめると

ブラシで大まかな汚れを払う ▶︎ ルボウ 馬毛ブラシ

 

汚れ落としをする ▶︎ サフィール ユニバーサルローション(汚れがひどい時はレノマットリムーバー

 

紙ヤスリを使ってキズ部分を平らにする ▶︎ 紙ヤスリ

 

指に水数滴をつけてキズ部分をこすって削りカスを落とす ▶︎ ハンドラップ

 

カラー補修クリームと水数滴を混ぜて伸ばす ▶︎ サフィール カラー補修クリーム

 

キズ部分に指で補修クリームを塗る

 

一晩放置する ▶︎ 補修クリームが乾いて定着するのを待つため

 

靴全体に保革クリームを塗ってツヤを出す ▶︎ サフィールノワール クレム1925

 

という手順でした。

 

保革クリームの塗り方と、さらに光沢を出すためのハイシャイン(鏡面磨き)の方法は、次回の「講習会レポートその2 ハイシャイン編」でお伝えいたします!

 

▶︎ 講習会レポートその2 ハイシャイン編はこちらから

 

それではまた次回のお手入れレポートでお会いしましょう〜

 

「お手入れレポート byお手入れビギナー西村」 の記事一覧はこちらから

 

 

【当店のカラー補修おすすめグッズはこちらから】

ルボウ馬毛ブラシ

【Le Beau 馬毛ブラシ(ブラウン)】

この馬毛ブラシの特徴は何と言っても、毛の柔らかさにあります。これならば、爬虫類やエナメル、デリケートなスエードなどのブラッシングも安心ですしバッグや衣類のブラッシングにも使えそうな質感です。また、毛を固定する一つの穴(木台)にできるだけ多く毛を密集させることで、抜けづらく工夫してあります。

【Le Beau 馬毛ブラシ(ブラウン)】

 

ケアクロス

ケアクロス

革靴のお手入れに必須のお手入れ用クロス
表面の毛が短かめなので、お手入れにお使いいただく場合にも、毛が付着しにくいです。
サイズ30cm×18cm
端はかわいくギザギザにパイピングカットしてあります。
コロニルのケアクロスは34cm×34cmなので、すこーし小ぶりですがその分お安くしました。
洗うことはできませんが、両面思う存分お使い下さい。

ケアクロス

 


【サフィールユニバーサルローション】

【サフィールユニバーサルローション】

あのエルメスのケア用品をも手掛けるというフランスの高級革ケアブランド【サフィール】-SAPHIR-
人気のカラー補修クリームをさらに伸びやかに塗るために、混ぜて使えるマイルドローションが新登場!

【サフィールユニバーサルローション】

 

サフィールカラー補修クリーム

サフィールカラー補修クリーム

あのエルメスのケア用品をも手掛けるというフランスの高級革ケアブランド【サフィール】-SAPHIR-。色落ちした革の補修用コンシーラー【カラー補修クリーム】がなんと驚きの47色展開。今までほんのちょっとの色の違いで諦めていた色落ちも今が補修のチャンスです。

サフィールカラー補修クリーム

 

サフィールノワール クレム1925

サフィールノワール クレム1925

油性なのに乳化性クリーム以上に栄養を与えられ、光るクリーム
業界のプロをも含み、中毒患者ともいえるファンを生み続ける「クレム1925」
水分を含まず、ワックスと油分・溶剤のみで作られている油性のクリームです。
「光沢を出す」ことができるワックスに、ボディーバターなどのスキンケア用品でおなじみの「シアバター」を配合することで、「油性なのに浸透する」という、まるで乳化性クリームのようなしっとり感を革に与えることが可能になりました。
さらに、染料を含んでいますので、カラーのものはしっかり色が内部に浸透します。

サフィールノワール クレム1925

 

サフィールレノマットリムーバー

サフィールレノマットリムーバー

私たちがいろいろな汚れを落とすために試してみた中で、革への負担が少なく、汚れをしっかり落としてくれるアイテムとしてご紹介できるローションです。化粧水のようなガラス瓶に入った、お洒落なケアグッズなのですが・・難点がひとつ。 臭いがきついんです。油性のマジックインキのような臭いが漂うので必ず通気しながらお手入れしてくださるなら・・・。なかなかの効果が期待できます。 瓶をよく振って、布にローション状のクリーナーを馴染ませ シミの部分をしっかり拭いて下さい。(まずは目立たない部分で色落ちなどチェック)

サフィールレノマットリムーバー

 

このページでご案内した内容で是非少しでも早くケアしてあげて下さい。


「私の靴も西村にお手入れしてほしい!」
「こんな靴はどうお手入れすればいいの?」
など、読者の方の質問にもお答えするブログ記事も書きたいと思っています!
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