多くのトラブルは、着ていない時に起きている…?
お気に入りの洋服やバッグ、靴などを良い状態で長く使うことは、ひとつの「エコ」にもなります。
そのためには「お手入れ」と「優しい保管」が欠かせません。
実は、カビ、型崩れ、日焼け、べたつき、シミ、虫食いなど…
嫌なトラブルの多くは「使っていない時=保管中」に起きています。
大事にしているつもりが、逆にトラブルを招いてしまうような誤解も多いのです。
ここでは、ちょっとした保管のコツと、片づけ下手・面倒がりやさんでも楽しんでスマートに収納できるおすすめグッズも紹介します。
保管のコツ
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クリーニングに出す基準
冬物を片付けようかな…?
そう思った時に迷うことの一つ、
「クリーニング屋さんにお願いするかどうか?」
今までにこんな思いをしたことはありませんか?
・革製品をクリーニングに出そうとするとお店から断られた
・とても高かったのにクリーニングに出してもぜんぜんシミが取れなかった
・お店の人に相談してクリーニングしたかったけど「わからない」と言われた
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保管中のよくあるトラブル
湿度が高い日本、そして高気密な住宅環境は衣類や革製品には厳しい環境。出してみたら「ありゃりゃー!」な、トラブルが本当に多いんです。
革のバッグなどは、保管中に起こるトラブルの方が断然多いくらい。
あなたは、今までにこんなトラブルにあったことはありませんか?
今後、愛用品をこんな目に合さないためにも、しっかり保管したいですね。
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キズ・色補修は保管前に
冬の間大活躍してくれたブーツやバッグ、よく見ると角やつま先の部分がはげたりしていませんか?
来年の秋に出してきたとき、すぐに活躍できるようにしっかり補修してからの保管をおすすめします。
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保管前の除菌を忘れずに
保管明けに見つけてしまうトラブル「カビ」「黄ばみ」「臭い」など 。その多くは「雑菌がウヨウヨ」付着したまま保管したのが原因です。
「お風呂に入らないまま寝る」というような可哀そうな状態を長く続けないためにも、ぜひ冬アイテムの内側には除菌ケアを忘れずに!
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衣装カバーの選び方
ジャケットやコートなどはハンガーに吊るしたままの保管が一番。
その時に欠かせないのが、良質な衣装カバーですね。
値段や形などいろいろありますが、どんなふうに選んでいますか?
保管する衣類、そして保管する場所に合わせて、こんなふうに選んでください。
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防虫剤の選び方
嫌な臭いのつかないロハスな天然防虫剤をおすすめします。
アメリカの先人の知恵から生まれた半永久防虫アイテムは、一度つかったらもう手放せません。
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洋服ハンガーの選び方
ここ数年「薄くて衣類がずり落ちない」ハンガーがテレビ通販などで人気です。
省スペースという意味ではとても魅力的。
ですが、ハンガー=ただ服がかかればOK…でしょうか?
保管場所や衣類の特徴によって、ハンガーを使い分けたいものです。
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除湿剤の選び方
革製品のトラブルでもっとも手ごわい「カビ」。
保管前にクリーニングをしたら、仕上げの湿気対策まで抜かりなく。天日干しで効果が復活!
長く使えるエコな除湿剤を、梅雨時に向けて、また今後に向けてお使いになりませんか?
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保管場所の選び方
いくらお手入れして保管しても、空気中には見えない雑菌がウヨウヨ。おまけに日本の住環境は雑菌にも快適な温度を保っています。
さらに、高気密住宅の梅雨どきの湿度は雑菌の繁殖にとっては天国。これでは、カビなど革へのダメージを受ける確率はぐんと高まってしまいます。
「保管前ケアもしたし」…本当にそれでもう安心ですか?
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レザーウェアの保管・収納
保管をする前には、とにかく汚れを取ってあげることが重要です。
明らかに汚れていたり、シミになってしまったり着るのがちょっと恥ずかしいくらいに色落ちしていたりする場合には、保管前ケア以前の問題としてお手入れが必要です。
まずは今の革の状態を念入りにチェックしてみましょう。
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スエードの保管・収納
そんなに汚れていないスエードやムートンのウェアは、自分でお手入れして、しっかり保管すれば大丈夫!
スエードやムートンの洋服の保管のポイントは、「必ず汚れを落とす」「ほこり&紫外線からのガード」「通気性確保」「湿気対策」です。
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